壁付けツーバルブ混合栓/壁付け混合栓:本体の交換(一般偏心管の場合)
交換部品や工具
工具その他、準備するもの
モンキーレンチ(水栓レンチの代用品)、ものさし、ハブラシ、タオル、軍手
修理前に必ず行うこと
必ず元栓を閉める
戸建の場合、ほとんどが屋外の水道のメーターボックス内にあります。
マンションなど中高層住宅の場合、入り口付近のボックス内にガス、水道メーターと一緒にあります。
※止水栓がどこにあるかわからない場合は、水道局にお問合せください。
①配管の距離を測る
配管の間を測り、適合する混合栓を購入する。
②混合栓に下に台やでっぱりがあるとき
混合栓に下に台やでっぱりがあるとき、台から配管の距離が9cm未満なら、偏心管アダプター PT82-1S(別売)も用意しておきましょう。
修理方法
STEP.1 |
購入してきた水栓を分解する。 |
※今回はツーバルブ混合栓からシングル混合栓に交換していますが、壁付け混合栓なら取付け方は同じです。 | |
STEP.2 |
水栓本体後ろ側のナットをゆるめ本体を外します。 |
※注意 |
取付脚を回して外す。 |
※固くなった取付脚を無理に回すと、配管が傷つくことがあるので注意してください。 | |
STEP.3 |
配管に残っている、シールテープや汚れを歯ブラシで掃除する。 |
STEP.4 |
新しい左右の取付脚を、シールテープをつけない状態で、何回転回るか数を数える。 |
STEP.5 |
ものさしを使い、左右の取付脚の高さが壁と平行になっているか確認する。 |
※確認できたら外しておきます。 |
|
STEP.6 |
時計回りに、軽くひっぱりながらシールテープを「6~7回」、取付脚のネジ部に巻く。 |
STEP.7 |
STEP4で数えた数から1回少ない数で、新しい取付脚を取付ける。 最後は「ヘの字」になる位置で止めるため、左右少しだけ回転数を調整する。 |
※注意 |
逆回転をしてしまうと、水もれの原因になるのでSTEP6のシールテープを巻くところから、やり直しとなるのでご注意ください。 |
STEP.8 |
取付脚と本体の間にパッキンを入れる。 |
STEP.9 |
左脚に本体を仮付けしてから、右側が取付けられる位置まで、左の取付脚だけを時計方向に動かし、右脚と本体を仮付けする。 |
※右側の取付け脚を動かないのがポイントです。 |
|
STEP.10 |
時計回りにゆっくり動かし、混合栓が水平になった位置に合わせます。 |
※行き過ぎて反時計回りに動かしてしまうと、シールテープが切れて水もれの原因になるので注意してください。 |
|
STEP.11 |
ナットをしっかり工具で締める。 |
STEP.12 |
パイプについているパッキンを外し、パッキンの溝があるほうを本体側の方向に入れ、工具でナットをしっかり取付ける。 |
作業完了 |
水道の元栓を開け、壁からの水もれがないか確認して完了。 |
※外部サイトにリンクします